日々是好日

2018年秋より登山を始めました。登山の楽しさを伝えれればと思いますが、日々気が付いたことや思った事を気ままに書き綴ってまいります。

登頂を断念すること

24時間テレビの登山企画ですが、今の所断念のようですね。

 

昨日見た限りでは再チャレンジするということですが、あくまで天候次第ですので、無理してほしくないですね。

 

 

 自分も低山登山がメインなので、そう登山を断念する機会はないものの、体調不良等で登頂をあきらめたことがあります。

 

 だから今回頂上が見えるところにいるのに登れないのはやっぱりやりきれない気持ちが強いだろうなとは思います。とはいえ、あれを無理して登ると遭難する危険があります。

 

 そう登る機会が無い山だから多少悪くても登りたい。景観が悪くても登頂だけはしておきたいって気持ちは当然あります。頭の中で危険ってわかっていても「ここまで登ったのだから何とか…」って気持ちが出てきます。

 

 だから、それを押して中止を決断したガイドさんを評価したいし、それに従った二人は立派だったと思います。

 

 

 決断した後の下山中はほんとやりきれないんですよね…

 

 頭ではわかっているのだけど…

 

 開始時間を早くしていればとか、もう少し待ったら天候が変わったんじゃないか、とか…。気象レーダー等で山頂の天候がどう動くかはある程度把握しているものの、細かい変化はやはり登ってみないと分からないところがあるから今の判断が正しいのかはこの時点ではわからないと思います。

 

  とはいえ、失敗したという経験から色々学ぶことはできます。

 

 今回は日程が限られていたため日程を調整して対応する方法がとれませんでした。テレビの企画ということを考えれば、生放送中に登山するということがどれだけ無理があるかはよく分かったと思います。

(恐らく録画では感動が薄れるということで避けられてしまうのだろうが、登頂することが最終目的なら日程に余裕を持たせなければできないだろう)

 

 登山自体は山に登ることと同様にそれまでにどれだけ準備できたかという事も必要になります。彼にとって今回の経験は今後の人生に色々糧となるでしょう。

 

 とはいっても、どんなに準備しても登った時にはいろんなことが起きるのも登山です。その困難を楽しめることができればいい登山になるでしょう。