対人関係に疲れたあなたへ・・・「敏感にもほどがある」を読んで
他人の表情や心情に敏感な人っていますよね。自分もそういったタイプだからよくわかります。
俗に言う「空気が読める人」とも言えますが、色々敏感に反応してしまう為、日常生活で疲れてしまいます。
こういう症状を「HSP(超敏感気質)」というそうです。
この本ではHSPに悩まされる人の特徴を紹介するとともに、著者がどういう形で乗り越えているのかを紹介しています。
1.HSPって具体的にはどんな気質?
色々特徴をあげていますが、一言でいうと
「人の表情・空気に敏感に反応する人」です。
他人の表情が気になったり、言葉の一つ一つに敏感に反応し、時にはその言葉を深読み(大抵ネガティブに考える)してしまったり、他人同士のやり取りにも影響を受けたりしてしまいます。言われたことをずっとひきづってしまう事も特徴の一つです。
例えば、関係ない2人のやり取りで、片方が鈍感な為に話が進まない場面でヤキモキして見ている人は大抵HSPです。
こうやって社会の中で消耗し続けて行く為、どうしても1人になりたがるタイプです。(ホントは静かな所でコツコツ出来る環境にいたいんですよ)
この気質実は5人に1人は持っているそうです。つまり、敏感過ぎて対人関係で毎日疲れている人はあなた以外にも結構いるってことです。
だからといって、それだけでは何の解決にもなりません。
2.そんな敏感な人たちがどう生きていくか
これを作者の経験に踏まえた形で後半は紹介されています。
作者の場合フリーランスになることが解決法の一つですが、確かに今の時代に合った方法ではあります。
また、日常では、感受性を抑える(意識を逸らしたり、注意を他に向けるなど)を行い、対応しています。敏感な自分を客観視することで感受性を抑えることができるようです。
3.あなただけが、この気質で困っているわけじゃない。
5人に1人がなっているので、探せば同じ職場でもこのような人が何人かはいると思います。だから、この本だけでなく、
こんな本や、
結構ありますね。HSPで悩んでいる人は結構いるってことですよ。だから、一人で抱え込まずに、相談できる人を作るっていうのも対処法ではないかと思います。