逆境に向かって
うつ病から会社に復帰してそろそろ1ヶ月。手持ち無沙汰な状況が続いていましたが、今日進展がありました。
来週から現場勤務です。
今の営業から外されます(そしておそらく二度と戻らないでしょう)
環境が変わること自体はいいのですが、異動先がいかにもリストラ対象者の配属先って感じでもうこの会社では必要ない人材と認められたようです。
(まあ、色々調子のいい言葉を並べていましたが、端から見ても扱いづらいからここに放ってしまおうってのが見え見えです)
まあ、ポジティブに考えればパワハラ上司から離れることができたこと、位でしょうか?あと、現場で歩きっぱなしになるので更にダイエットが進みそう。こりゃもう80kgが現実味を帯びてきました。
まあ、面談の際その事よりもカチンときたのは、
「とはいえ、何も資格ないしなぁ」
の一言でした。営業としての能力はスキル扱いされないし、その際に取得した現場関係はそこ以外で役に立たないから、自分の評価としては、
「何のスキルも持たないお荷物」
の様です。まあ、ここまで言われてこの会社にしがみつくのもどうかと思う。
ということで、現在WEB関係のスキルの勉強をしています。差し当たりHTMLの動画教室を継続してみて、実際に触るとこまではやってますので、これをいっぱしのスキルとして活用できるとこまで昇華します。
これでも家族がいるので今退職すると生活に困るので、この辺は準備を進めながら独立できる方向で頑張ります。
今回うつ病で長期休んでみて色々わかりましたが、ウチに限らず日本って一旦レールから外れると二度と元に戻れない社会だなって気がします。
大きい会社ならこういう場合のケアがきちんとしているのかもしれませんが、大体の会社はこうやってうつ病とかパニック障害で長期間休むと自分の居場所が完全になくなってしまいます。
この手の話は色々聞いてますが、いざ自分がなってみると本当にどうしようもないなって気になります。
だから、自分のような症例を持つ方は厳しいようですが、一人で生きるスキルを磨く必要があります。でないと、我慢してでも会社にしがみつくしかなくなってしまいます。
うつ病なのに、我慢してしがみつくってのもただ悪化させるだけなんですが、これを続けて行けば本人をさらに追い詰めることになるでしょう。
社会がこういった事の無い様ケアしていく環境ができつつありますが、現実として、会社の方でそこまでの体制が整っているのはまれです。今回会社のこれまでの説明が口だけで、体制を整えているという言葉が嘘だったかっていうのがよくわかりました。
それなら、こちらも生活が懸かっているので会社に依存しない生き方を模索していくことにします。
とここでは強気にコメントしてますが、なにぶんうつ病ですから、ふとした事で今の状況を嘆き悲しむことがよくあります。だから、不安に押しつぶされないように常に体を動かしたり、勉強に集中してその気持ちに取り込まれないよう気を付けています。
何年か経って、この決断を客観的に見直したときに笑って振り返ることができるように・・・