不運・不幸をひっくり返す手軽な習慣
上手くいかない人生。不幸・不運を繰り返すのはなぜか
何か上手くいかない事が続いてた時、自分の不幸を呪ったり、自分の境遇を悲観する事ってないですか?自分もここ最近そう思いかけることがよくあります。
自分の選択を間違ってたんじゃないか?って思ったり、前の会社なら体力的にはきつくてももう少し気楽に仕事できたんじゃないか?って考えたり・・・
まあ、そう思うたびに、
「じゃあ、この選択を選ばなければどうせずっと前の会社でその状況を愚痴っていただろう?ならどちらを取ったとしても今の考え方じゃあ一緒だよ」
って具合に納得しています。
少なくとも、今回転職した事で新しい事を経験することができたし、色々苦労はしているが、考え方を変えるいいきっかけにはなった事は間違いないのでそう考えるとこの状況はただ悪いって訳ではないです。
物事は捉え方次第で幸運にも不運にもなります。
雪の中さまよって不安に潰されそうになった思い出
趣味の山登りを始めたころ、練習がてら地元の裏山にソロで登った頃、大ハマりした事があります。
地元の低山で整備された登山道、YAMAP(登山用アプリ)とGPSついてれば問題ないだろうって高を括っていたら、その日は大雪。
GPSがなぜか機能せず、登山道も雪で見辛くなり、気づいたら道を外れる始末。
「ついてない・・・、ついてない・・・」って愚痴りながら上を目指していた時に足元に貯水槽が・・・
別に木や草で隠れていたわけでなく普通の貯水槽なので落ちる心配も無かったものの、
「ここで落ちたら誰も助けに来ないんだろうな…」
って考えだしたら不安に押しつぶされそうになり、軽いパニック状態に陥りました。
兎に角、上を目指そうと登り続け、たまたまぶつかった他の登山道に出たお陰で何とか登りきることができましたが、いろんな条件が重なったとはいえ、不安とか恐れに捕らわれると正確な判断が出来なくなる、っていうのはよく分かりました。
受け止め方を変えてみる
まず、感情を取り外して受け止めてみる
与えられた状況や情報に対し感情を抜きで考えてみると客観的に物事を見ることができます。
例えば
「納期が○○までだから、今日から作業しないとヤバいぞ」
ってよく言われますが、この場合、「早くしないとヤバい」って言葉だけが頭に残り、慌てたり、動揺したりして作業そのものが進まないって事にもなります。
「納期は○○まで。優先事項として今日から作業」
って考えれば、物事を整理して考えることができて、余裕をもって作業することができます。
アドバイスにしても
「チェックする癖が出来てないから何度もクレームになるんだろ。いい加減にしろ」
と言われるとカチンときますが、
「クレームを繰り返さない為にチェックする癖をつける」
この部分だけ受け止めて他を意識しなければ腹も立たずにアドバイスを受け止めることができます。
全ての事を好意的に解釈してみる
不運や不幸についても、まず起きたことを客観的に受け止めてみることです。
その上でその事のメリットがあればそれを意識し、強調して受け止めてみましょう。
雨が降って濡れて寒いって思う事もできれば、外の作業が止まるので、その分中の作業に集中できる。資料の整理とかもできるなって考えれば雨もそう悪い事でないって感じることができます。
「一病息災」って言葉もありますが、持病を持っている方が健康を常に意識することができる為却って長生きできることもあります。
逆境は幸運の種
昔読んだ本にありましたが、どんな逆境にも幸運へのヒントが隠されています。
逆境に対し、「辛い、不幸だ」と嘆いてばかりいると、その状況から学べるチャンスすら失う事にもなりかねません。
どんな事にも学びはある、どんな人からも学べることはある。
そして学んだことをプラスに生かす。
学び、実践することができればどんな逆境からも抜け出すことができると信じています。
物事は受け止め方次第
「悲観は気分、楽観は意思」ってアランの幸福論にありますが、物事はどうしても悲観的に見てしまいそうになります。
それを楽観的に見ようとするには常に好意的に意識して見なければ悲観的な見方に変わってしまいます。
常に好意的に物事を見る。この習慣づけができればもう少し自分の環境が楽しくなってくるんじゃないでしょうか。