日々是好日

2018年秋より登山を始めました。登山の楽しさを伝えれればと思いますが、日々気が付いたことや思った事を気ままに書き綴ってまいります。

ブラックに勤めていると頭も悪くなる?

 

いきなり無茶な事を言ってますが、

 自分自身も経験があり、薄々気になってはいたのですが、

厳しい上司のプレッシャーにさらされていると、自分でも「なんで?」っていうようなミスをして怒られることってありませんか?

 

 機嫌の悪い上司から急に質問されて見当違いの答えをして呆れられたり、作業を依頼されたのはいいが細かい部分を確認できず、こちらで考えた仕様が的外れすぎて駄目出しを食らうなど。

 

 分からないならキチンと聞けばいいけど、怖くて聞けない。怒られないように色々考えて出したのに全然違ってさらに怒られる。挙句の果てには使えない部下のレッテルまで貼られてどんどん居場所が無くなっていく。

 

 悪循環ですね。さすがに今の自分では無いですが、こういう状況に陥っている人は結構いると思います。

 

追い詰められているときは頭が働いていない。

 この状況で頭が働かないのは実はその通りでして、十分考えれる状況を作れない会社や環境が悪いってことになります。

 

 最近よく聞くポッドキャストで「超相対性理論」というのがありまして、この中で

インドの農家での実験で、作物の収穫前と後ではIQ値が14も違う

 という実験結果が出ています。

podcasts.google.com

 詳しくはここの中で渡邊康太郎さんが説明していますが、収穫前の生活が苦しい時と、収穫後の余裕のある時では、苦しい時の方がIQが14も下がっているのです。

 

 つまり、

「色々余裕がない状況では人はちゃんとした答えを導き出せない可能性が上がる」

ってことです。

 

 最初の例えではブラック企業で働く状況で話していましたが、余裕のない状況ならどの場合でも当てはまると考えていいです。鬱状態や、いじめで追い詰められている時とか、客観視すると誰もが思う解決策を当事者になると導き出せなくなる。

 

IQが10以上違ってくると・・・

 以前読んだ本にこんなのがありました。

 

 なかなか過激なタイトルですが、読んでみると中々的を得ていることも多く、先の「超相対性理論」で話題が出たときこの本の事がまず最初に思い浮かびました。

 ここではIQが20違ってくると一般人は高知脳の人の考えが理解できずにコミュニケーションを取りづらくなるという話です。

 

 この本では高知脳の人と一般人での比較の話ですが、これと似たような状況に陥るのです。(自分の知能が低下して、相手の意図が読みづらくなる)

 

 そんな状態になるのだから正解を導き出せるわけがない。

 

結局環境を変えるしかないか?

 自分のパフォーマンスが出せない環境下から出るのが手っ取り早いです。ホントに。

 

 ただ、そうそう簡単にできるなら誰も困らないわけで、実際の所この厳しい状況下で対応を求められることが多いって所が現実だと思います。

 

 だったら、せめて深呼吸でもして少しでも落ち着いて考えてみてはどうでしょう?

 

少し落ち着くだけで考え方にも違いが出てきます。それか、いっその事開き直って見るという方法もあります。

 

 最悪の結果というのはそうそう起きません。悪い結末に捕らわれるとその方向に持って行かれますが、それでも想像していた結末よりは多少マシな形で終わる事が殆どです。

 

 だから、いっその事開き直って考え、行動してはいかがでしょうか?

 

 きっとそっちの方があなた本来の力が出せていい結果に繋がると思います。

 

 

まあ、自分の場合はこれ以上ブラックには付き合いきれないので早々に転職しますがね・・・