ブラックに勤めていると頭も悪くなる?
いきなり無茶な事を言ってますが、
自分自身も経験があり、薄々気になってはいたのですが、
厳しい上司のプレッシャーにさらされていると、自分でも「なんで?」っていうようなミスをして怒られることってありませんか?
機嫌の悪い上司から急に質問されて見当違いの答えをして呆れられたり、作業を依頼されたのはいいが細かい部分を確認できず、こちらで考えた仕様が的外れすぎて駄目出しを食らうなど。
分からないならキチンと聞けばいいけど、怖くて聞けない。怒られないように色々考えて出したのに全然違ってさらに怒られる。挙句の果てには使えない部下のレッテルまで貼られてどんどん居場所が無くなっていく。
悪循環ですね。さすがに今の自分では無いですが、こういう状況に陥っている人は結構いると思います。
追い詰められているときは頭が働いていない。
この状況で頭が働かないのは実はその通りでして、十分考えれる状況を作れない会社や環境が悪いってことになります。
最近よく聞くポッドキャストで「超相対性理論」というのがありまして、この中で
インドの農家での実験で、作物の収穫前と後ではIQ値が14も違う
という実験結果が出ています。
詳しくはここの中で渡邊康太郎さんが説明していますが、収穫前の生活が苦しい時と、収穫後の余裕のある時では、苦しい時の方がIQが14も下がっているのです。
つまり、
「色々余裕がない状況では人はちゃんとした答えを導き出せない可能性が上がる」
ってことです。
最初の例えではブラック企業で働く状況で話していましたが、余裕のない状況ならどの場合でも当てはまると考えていいです。鬱状態や、いじめで追い詰められている時とか、客観視すると誰もが思う解決策を当事者になると導き出せなくなる。
IQが10以上違ってくると・・・
以前読んだ本にこんなのがありました。
なかなか過激なタイトルですが、読んでみると中々的を得ていることも多く、先の「超相対性理論」で話題が出たときこの本の事がまず最初に思い浮かびました。
ここではIQが20違ってくると一般人は高知脳の人の考えが理解できずにコミュニケーションを取りづらくなるという話です。
この本では高知脳の人と一般人での比較の話ですが、これと似たような状況に陥るのです。(自分の知能が低下して、相手の意図が読みづらくなる)
そんな状態になるのだから正解を導き出せるわけがない。
結局環境を変えるしかないか?
自分のパフォーマンスが出せない環境下から出るのが手っ取り早いです。ホントに。
ただ、そうそう簡単にできるなら誰も困らないわけで、実際の所この厳しい状況下で対応を求められることが多いって所が現実だと思います。
だったら、せめて深呼吸でもして少しでも落ち着いて考えてみてはどうでしょう?
少し落ち着くだけで考え方にも違いが出てきます。それか、いっその事開き直って見るという方法もあります。
最悪の結果というのはそうそう起きません。悪い結末に捕らわれるとその方向に持って行かれますが、それでも想像していた結末よりは多少マシな形で終わる事が殆どです。
だから、いっその事開き直って考え、行動してはいかがでしょうか?
きっとそっちの方があなた本来の力が出せていい結果に繋がると思います。
まあ、自分の場合はこれ以上ブラックには付き合いきれないので早々に転職しますがね・・・
久し振りにぼんやりと
ここの所忙しすぎて中々更新できませんでした。
昨日今日と講習に出ている関係で久し振りに余裕が出てきたのでようやくブログも更新できます。
ここ1ヶ月の間に本社の工事関係に移され、朝6時から夕方7時までといったちょっと労働基準法的にブラックな状況に陥り(しかも残業代はつかない)、しかもこれまで全く経験したことのない土方、建築関連の仕事をしているお陰で今の会社への興味も愛着もどっか行ってしまった結果、今後の自分の方針までもはっきりとしない事となり、ブログにも手がつかないといったことになってました。
まあホントに転職って難しいですね。
前の会社ならGWも5日位休めたのかなとか(今の会社では土日のみの休みでした)。
結局前の会社より身体酷使してるなんて・・・
しかも終了時間が7時だから病院にも行けない・・・
まあ、こんな状況ではあるものの、転職しなければ前の会社の愚痴を言い続けているだけだろうし、過ぎたことだから悔やんでもしょうがない。
という事で現在転職活動中です。
まだ書類選考で落ちまくっている状態なんですが、今後面接に進んだ場合この会社で同休みを切り出そうか考え中ですが、
どうせ最終的に辞めるなら、望みの転職先の面接が決まれば色々理由付けて休むだろうし、そう気にする事じゃないだろう。
やっぱり、安易な誘いには罠がある。
安易な妥協はいい結果を生まない。
そういう意味ではいい勉強になりました。
週休1日が当たり前の世界
どうしてこうなった?
なんか気づいたら来月から別部署に異動となりました。
理由は現在の部署で必要な技能・資格取得の為とのことです。
まあ、新しい技能・資格を貰えるのだからそれ自体は歓迎だし、違う環境に回されるのも必ずしも悪い事ではない。
けれど・・・
毎朝午前6時半までに出社、勤務終了は午後7時ってどういうこと?
年棒契約なんで残業代が出ないのは覚悟していたが、それに加えて1日12時間以上労働かい。しかも現在の部署でも隔週の週休2日だが今度の部署は日曜日以外はすべて出勤。改めて待遇の変わりっぷりにびっくりだよ。
契約時から少しずつ路線がずれていく
入社前の契約書では確か隔週の週休2日で毎月1日自由に休みが設定できるって話だったが、入社後の確認では自由に休みが取れるのは有休を取得できるようになってからで当分は無しとのこと。
契約時の労働時間は午前8時から夕方6時まで基本残業は無しっていう内容だったが、異動後の労働時間は先に書いた通り午前6時半から午後7時。一時的とは言うが上の考えでは3年はそこに入れる構想のようだ。
遠くなっていく希望
まあ、なんていうか、
「個人のやる事が増えたけど、給料減って、休みがなくなった」
転職というのはどういう事だろうか?
しかも契約時の内容から確実に外れていく状況。
まあ、上手くしてやられたな。
転職に際し色々反省すべき点はあるものの、今回の場合上手い転職とは到底言えまい。
とはいえ、ここまで自由に動く時間を無くすと転職活動するにも制限がかかる。
どうすべきかねぇ・・・
不運・不幸をひっくり返す手軽な習慣
上手くいかない人生。不幸・不運を繰り返すのはなぜか
何か上手くいかない事が続いてた時、自分の不幸を呪ったり、自分の境遇を悲観する事ってないですか?自分もここ最近そう思いかけることがよくあります。
自分の選択を間違ってたんじゃないか?って思ったり、前の会社なら体力的にはきつくてももう少し気楽に仕事できたんじゃないか?って考えたり・・・
まあ、そう思うたびに、
「じゃあ、この選択を選ばなければどうせずっと前の会社でその状況を愚痴っていただろう?ならどちらを取ったとしても今の考え方じゃあ一緒だよ」
って具合に納得しています。
少なくとも、今回転職した事で新しい事を経験することができたし、色々苦労はしているが、考え方を変えるいいきっかけにはなった事は間違いないのでそう考えるとこの状況はただ悪いって訳ではないです。
物事は捉え方次第で幸運にも不運にもなります。
雪の中さまよって不安に潰されそうになった思い出
趣味の山登りを始めたころ、練習がてら地元の裏山にソロで登った頃、大ハマりした事があります。
地元の低山で整備された登山道、YAMAP(登山用アプリ)とGPSついてれば問題ないだろうって高を括っていたら、その日は大雪。
GPSがなぜか機能せず、登山道も雪で見辛くなり、気づいたら道を外れる始末。
「ついてない・・・、ついてない・・・」って愚痴りながら上を目指していた時に足元に貯水槽が・・・
別に木や草で隠れていたわけでなく普通の貯水槽なので落ちる心配も無かったものの、
「ここで落ちたら誰も助けに来ないんだろうな…」
って考えだしたら不安に押しつぶされそうになり、軽いパニック状態に陥りました。
兎に角、上を目指そうと登り続け、たまたまぶつかった他の登山道に出たお陰で何とか登りきることができましたが、いろんな条件が重なったとはいえ、不安とか恐れに捕らわれると正確な判断が出来なくなる、っていうのはよく分かりました。
受け止め方を変えてみる
まず、感情を取り外して受け止めてみる
与えられた状況や情報に対し感情を抜きで考えてみると客観的に物事を見ることができます。
例えば
「納期が○○までだから、今日から作業しないとヤバいぞ」
ってよく言われますが、この場合、「早くしないとヤバい」って言葉だけが頭に残り、慌てたり、動揺したりして作業そのものが進まないって事にもなります。
「納期は○○まで。優先事項として今日から作業」
って考えれば、物事を整理して考えることができて、余裕をもって作業することができます。
アドバイスにしても
「チェックする癖が出来てないから何度もクレームになるんだろ。いい加減にしろ」
と言われるとカチンときますが、
「クレームを繰り返さない為にチェックする癖をつける」
この部分だけ受け止めて他を意識しなければ腹も立たずにアドバイスを受け止めることができます。
全ての事を好意的に解釈してみる
不運や不幸についても、まず起きたことを客観的に受け止めてみることです。
その上でその事のメリットがあればそれを意識し、強調して受け止めてみましょう。
雨が降って濡れて寒いって思う事もできれば、外の作業が止まるので、その分中の作業に集中できる。資料の整理とかもできるなって考えれば雨もそう悪い事でないって感じることができます。
「一病息災」って言葉もありますが、持病を持っている方が健康を常に意識することができる為却って長生きできることもあります。
逆境は幸運の種
昔読んだ本にありましたが、どんな逆境にも幸運へのヒントが隠されています。
逆境に対し、「辛い、不幸だ」と嘆いてばかりいると、その状況から学べるチャンスすら失う事にもなりかねません。
どんな事にも学びはある、どんな人からも学べることはある。
そして学んだことをプラスに生かす。
学び、実践することができればどんな逆境からも抜け出すことができると信じています。
物事は受け止め方次第
「悲観は気分、楽観は意思」ってアランの幸福論にありますが、物事はどうしても悲観的に見てしまいそうになります。
それを楽観的に見ようとするには常に好意的に意識して見なければ悲観的な見方に変わってしまいます。
常に好意的に物事を見る。この習慣づけができればもう少し自分の環境が楽しくなってくるんじゃないでしょうか。
上手いメモを取るために
メモが取れない
まぁ、新しい仕事を色々覚えています。まだちょっとドタバタしてますが、色々メモを取ったり上司の指示、アドバイスをキチンと受け止めて少しずつ形にはなってきているようです。
この仕事について、改めてメモの取り方を変えてみたのですが、改めて以前の自分を振り返ってみて
「ああ、俺メモの取り方下手だったんだなぁ・・・」
って痛感しております。これまで書くのが遅いのでキーワードや単語ばっかり殴り書きでとりあえず控えて家に帰ってからそれをまとめることをしてたのですが、そもそも現場で慌てて書いてたものですから読みにくい、分かりづらいなどメモとして役に立ってないものでした。
なぜメモが取れないのか
よく上司や先輩から
「きちんとメモを取れ」とか、「どうしてメモを取らないんだ」
とか言われている光景を目にしますが、そもそも
「メモの取り方を分かってないんじゃない?」
って気がします。
あと、説明を受けていてもメモを取るタイミングが分からない。メモを取っているうちに別の説明を聞き漏らしてメモが間に合わなくなってしまうとか。
そうやって聞き漏らす事が多くなって、
「メモを取るより聞く方に集中して覚えてしまおう」
って考えてる人って結構多い気がします。
あと、今の時代だとボイスメモやスマホの機能を使ってこちらで覚えてしまおうって人も多いんじゃないでしょうか?
「せっかく便利な道具があるのだからそれを利用するのは当たり前じゃない?」
って考えるのももっともだと思います。
メモで必要な事
メモを取る上で必要なことは
「教えられたことや指示内容をキチンと覚えているか?」
まあ、商談や打ち合わせだとメモに記載する事が変わってきますね。そっちの場合なら
「相手のニーズ、要望をちゃんと把握できてるか?」
ってとこでしょうか。どちらにしても話の要点を抑える為のメモだということです。
それが100%頭に入るのならメモが無くても十分でしょうが到底無理な話だし、やった所で頭の中で整理しきれないから言われた事を再現するのはまず無理です。
だから要点や簡単にまとめたメモをとり、必要に応じて読み返して頭の中に整理して落とし込む事が必要になります。
メモを上手く取るために
まずは話の要点だけを書く。(キーワードだけで控えようとすると思い出せない)
メモを取る習慣を作る(上手い下手は関係なく何でもいいからメモを取る)
加えて、余裕が出てきたら読み返した時きちんと読み返すことができるかを意識してメモを取ってみる。
数をこなす事で自分にとっての最適な方法がどれかという事が分かってきます。これに関しては人それぞれだし、それぞれの環境が違うので各自の環境に沿って修正し続けて行くのが良いでしょう。
メモが下手な人
①字が下手で読み返せない
自分もその口ですが読み返した時にそのメモが読めないっていうのは本当に意味がなくなってしまいます。メモを取る状況から走り書きになりがちですが、後で読み返せるように書くことは意識しましょう。
②メモが細かすぎて要点が分かりづらい。
話の要点が掴めないから話の内容を殆どメモする事はありますが、細かく書きすぎて読み返した時に分からなくなるってこともあります。
③メモを取って読み返さない
立派なメモを取ったりスマホ等で音声をそのまま取ったりした時にやらかす事ですが、メモ取って満足してそれを読み返さないと結局頭の中に入らず、実行する際に忘れてしまうといった失敗をすることがあります。
メモをとるための細かいテクニック
適度に聞き返したり、質問を入れてみる。
相手の話ばかり聞いてメモを取っているとついていけなくなることがあります。その際の予防策ですが、質問や復唱して相手の話を止めることです。復唱する際に間違っていれば指摘されるでしょうし、質問してみると説明内容の補足になり深く理解する為の助けになります。
おまけ
これはメモを取る側とは逆の立場、指示や説明をする側が気を付けるべきことです。
相手に説明する際、
「相手がメモを取りやすくするように説明、指示をする」
打ち合わせや会議での発言でもそうですが、話しながらまとめたりしている人がいますが、そういう人の説明程メモを取りづらい。
メモを取りやすい話し方っていうのは要するに
「要点が分かりやすく説明したり発表したりする事」です。
あと、メモを取るといえばこの本があります。
こちらでは、メモを取る上で
①キーワード
②サマリー(要点・簡素化)
を取り、その上で
③サマリーの抽象化
④抽象化のアイデアを転用
といった過程を説明しています。
知っている人も多いと思いますが、一読の価値はあります。
徳川園での思い出
思い出の徳川園
ここの所新しい仕事でてんやわんやしておりますが、忙しい時ふと思い出すのが徳川園での散歩の思い出です。
カミさんと二人で平日の朝からのんびり散歩して、蘇山苑でお茶をして帰っただけなんですが、随分ゆったりとした時間を過ごすことができました。
しあわせってのは案外こういう時間を過ごすことが出きることなんでしょうね。
徳川園ってどんなとこ
徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による御居所である大曽根屋敷に移り住んだことを期限としています。
没後は尾張藩家老職の各家に譲られながら明治22年(1889年)から尾張徳川家の邸宅となりました。
昭和6年(1931年)名古屋市に譲られ翌年から「徳川園」として公開されたものの戦時中の空襲により焼失。平成16年に日本庭園としてリニューアルしました。
(以上、徳川園HPより)
調べるまでは、尾張徳川家の庭園がそのまま残ってるのかと思ったのですが、実際は戦災で焼失したものを再現した日本庭園だったんですね。とはいえ、落ち着いた雰囲気で
こんな景色や
こういった景色を散策していると随分落ち着いた気持ちになれます。
行ったのは1月だったけど
色々植えてあるので、季節によってはかなり華やかになるのではないでしょうか?
自分が行った時期が1月だったので、花らしい花といえば
これ位でした、今なら梅が満開だと思いますのでまた違う雰囲気が味わえるのではないでしょうか?
蘇山荘での優雅なひと時
一通り散策した後お茶でも飲もうと寄ったのが隣にある蘇荘。
こんな雰囲気の喫茶店なので随分立派な建物ではと思いましたが、元々迎賓館として使われていた建物だそうです(徳川園HPより)
カミさんは花に気が行ってましたが、自分はハヤシライスを食べようか考え中でした。
結局当初の予定通りお茶をいただきましたが、やはりここの雰囲気と合わせて頂いたので何かとても貴重なものをいただいたような気分でした。
これを頂きながら眺める庭の景色や店内の雰囲気は何か日常とは別の空間に連れて来られたみたいな感覚になります。
なお、昼間は喫茶店ですが夜はバーになるそうです。
徳川園行くなら美術館も…
徳川園というと本来なら「徳川美術館」とセットで訪れる所のようで、せっかくここまで来たのなら美術館も行けばよかったのですが、まあ当時は怪我した足のリハビリを兼ねた散歩が目的だったのでそっちはパスでした。
でも、一度は行ってみたいですね。今度はそっちも行ってみましょう。
そもそも徳川園の見所を見逃していた。
十分満喫したのですが、後日HPを見ていたら「徳川園黒門」や「脇長屋」などを見落としていました。まあ、次回行くときに見ればいいのでこれは次回の楽しみにしましょう。
自分の場合、北側の地下駐車場から入ったので西側にある黒門を見る機会がなかったのもありますが、地図にはちゃんと書いてあったので気になった方は西側から入れば黒門をくぐりながら入ることができます。
あと、再入場は可能ですのでチケットはちゃんと持って行きましょう。
今度はいつ行けるだろうか…
今の職場ではなかなか平日休みが取りづらくなっているので、こんなゆったりとした感じで見ることができるのか正直分かりません。
とはいえ、この時見た景色はこの先もずっと忘れないでしょうし、カミさんと色々しゃべりながら歩いたこの時間はずっと思い出としてふとした時に何度も思い出すのでしょう。
蘇山荘での時間を含めると多分2時間ちょっとだったと思います。
でも、自分にとってしあわせってのはこういう時間を過ごすことができる事じゃないかと気づいた一時でした。
そんな時を過ごせる場所だと思います。
良ければ、一度訪れてみてください。